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安静にしていたのに後退する廃用症候群

2023年2月3日
読了時間: 2分

だんご院長です。 訪問マッサージの対象になる疾患にも色々ありますが、 その中に廃用症候群なるものがあります。


廃用症候群は、過度に安静にすることや、体を動かすことをしなくなる、

動かす時間が少なくなることで生じる様々な状態のことを言います。

病気になったら安静にして寝るというのは極めて当たり前の行動ですが、 これを長く続けると逆に廃用症候群を引き起こしてしまうという、 健康な状態に戻すためにじっとしていたのに、 かえって体の状態が後退するという、何とも厄介です。 過ぎたるは及ばざるが如しとはよく言ったものです。 


具体的な症状としては、 筋肉がやせおとろえる筋委縮、関節の動きが悪くなる関節拘縮、 骨がもろくなる骨萎縮、床ずれ、血管の血のかたまりがつまる血栓塞栓症、 寝ていることにより神経が圧迫され、麻痺がおきる圧迫性末梢神経障害、

心機能低下、起立性低血圧、誤嚥性肺炎、うつ状態やせん妄、見当識障害、

逆流性食道炎、尿路結石、尿路感染症などがあるそうです。


ですが、廃用症候群には決まった検査は無いです。 普段できていたことができなくなってとか、 関節の動かせる範囲が前より少なくなったとか、 そういうことですから。

その方の状態を知っている人が、 後退しているなと思ったら、あるいは本人が、

できることができなくなったと思ったら 廃用症候群ということになりますから、 かかりつけ医のさじ加減一つとも言えます。


高齢者が一度廃用症候群になってしまうと、 元の状態まで改善させることは難しくなりますから つまり廃用症候群は治療よりも予防が重要だということです。

入院する場合は、入院のきっかけとなった病気が治ったら 速やかに自宅に戻ると廃用症候群を防ぐことができます。 やむを得ず長期臥床が必要な場合は、 早いうちから病気の治療を妨げない範囲で 訪問マッサージなどで廃用症候群対策をしておきたいです。


心機能低下、起立性低血圧、誤嚥性肺炎、うつ状態やせん妄、

見当識障害、逆流性食道炎、尿路結石、尿路感染症なんかは、 マッサージでは無理ですけど、

筋委縮、関節拘縮、骨萎縮、床ずれ、血栓塞栓症、 圧迫性末梢神経障害なんかは、マッサージ有効ですから、 積極的にご活用ください!


本日も最後まで読んでくださって憚りさんえ。

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