だんご院長です。
ボクが所属している
介護のミライEXPOでは、
オンライン会議の最後に
メンバー全員が
赤いスポンジの玉を
鼻につけて撮影する
というのが
慣例になっています。
この赤鼻、
一体何なんだろう?
と思っていたのですが、
どうやら
パッチアダムスという人に
インスパイアされた
ということが分かりました。

ウィキペディアによりますと、
パッチ・アダムス
Hunter Doherty "Patch" Adams
ハンター・ドーティ・アダムス
1945年5月28日、
ワシントンD.C.の生まれ
アメリカ合衆国の医師で
クラウンドクター
クラウンは、
ピエロ、道化師のことです。
ピエロドクター???
ボクは観てませんが、
1999年
トム・シャドヤック監督
ロビン・ウィリアムズ主演の映画
『パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー』の
実在のモデルです。

ホスピタルクラウン、
クリニクラウン(臨床道化師)
を始めた人で、
現在も
世界中で
クラウニング活動の実践や、
更なる普及に向けて
講演活動をして
いらっしゃいます。
クリニクラウン(CliniClowns)は、
主に入院中の小児の病室を訪れ、
遊びやコミュニケーション
などを通じて
心のケアをする専門家
のことです。
日本では
臨床道化師(りんしょうどうけし)
と訳されます。
先進地はオランダで、
『クリニック』と『クラウン』
とを掛け合わせた合成語として
主にヨーロッパで使われます。
北米では
ホスピタルクラウン(HospitalClown)
とか
クラウンドクター(ClownDoctor)
と呼ばれます。
老人ホーム・被災地・
難民キャンプ・刑務所など
医療現場以外での活動は
ケアリングクラウン(CareingClown)
という名称が使われることもあります。
クリニクラウンは
人間的にもスキル的にも知識的にも
高いものが求められます。
優れた表現力だけに留まらず、
看護・衛生などの
病院内で活動するための
基礎知識、
病気になることの不安や
不自由な病院生活への不満
社会から隔てられた
環境に身を置く寂しさ
などといった
患者の心を把握するための
心理学知識などを
持たなければなりません。
滅茶苦茶ハードル高い!
コミュニケーションの仕方も、
演技者と観客といった
隔たりを置かない
身近な友人として
患者と接するような
かかわりをする
必要があるります。
また病室ならではの
スペースの狭さや
家族への配慮などにも
心がけなければなりません。
そのような
難しい場での活動である
クリニクラウンの来訪は
患者だけにとどまらず、
その家族・医療従事者・
関係者たちの心理にも
良い影響を与えることが出来ます。
一緒に笑い楽しんだ
患者と医療従事者との関係が
より良いものになる効果は、
体験した医師や看護師からも
数多く報告されています。
このように
クリニクラウンは
やりたい!と言って
すぐにできるものではありません。
さて、
パッチアダムスの
日本の一番弟子
といわれているのが
金本麻理子さん。

30代でうつ病になり、
自分が生きている意味や価値を
見出せずにいたのですが、
パッチ・アダムスと出会って、
ピエロの格好をして
世界中の児童福祉施設や
病院などを訪問する
クラウンツアー通じて
大きく人生観が変わっていく記録を
本にされています。

とどのつまり、
介護のミライEXPOの
赤い鼻には
介護を明るくしたい!
というメンバーの願いが
込められている
ということですから
何と志の高いことでしょう。
ボクみたいなもんが
いていいんでしょうか?
本日も
最後まで読んでくださり
憚りさんえ。
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